2020年11月20日、『韓国銀行』が一般人向けに「中央銀行通貨スワップの理解」という教育講座を開催。韓国でも「通貨スワップ」への関心が高いようで、『韓国銀行』の国際協力局金融協力チーム・ジャン・ジュンヨウン次長が登壇し、一般向けに講義を行いました。
一時「中国と締結しているのかどうかも霧の中」でしたから、『韓国銀行』からが出るのは大変にありがたい話です(なぜそんな基本的な事柄でドキドキしなければばらないのか本当にあほらしいですが)。
上掲は11月20日の講義で使われたスライドの1枚です。
二国間「通貨スワップ」
・アメリカ合衆国
・カナダ
・スイス
・中国
・オーストラリア
・マレーシア
・インドネシア
・UAE
・アメリカ合衆国
・カナダ
・スイス
・中国
・オーストラリア
・マレーシア
・インドネシア
・UAE
多国間「通貨スワップ」
・チェンマイ・イニシアチブ
となっています。二国間では8カ国と締結。また『韓国銀行』は利用できる金額を、韓国メディアが報じているのと同じく「1,962億ドル + α」としています。
この講義用スライドは『韓国銀行』の「通貨スワップ」についての考えを知ることができる面白いものです。しかも2020年11月20日現在の最新版ですから、好事家の皆さんはぜひご覧になってください。ご興味のある方が多いようでしたら、他のスライドについてもご紹介するようにいたします。
(柏ケミカル@dcp)