2020年11月23日、韓国の関税庁から「11月01-20日」の輸出入金額の速報値が出ました。回復の兆しが見えてきたかもしれません。
2020年11月01-20日
輸出金額:312億7,700万ドル(対前年同期比:11.1%増加)
輸入金額:279億7,100万ドル(対前年同期比:1.3%増加)
輸出金額:312億7,700万ドル(対前年同期比:11.1%増加)
輸入金額:279億7,100万ドル(対前年同期比:1.3%増加)
まだ輸入が輸出ほど戻らず、不況型黒字の体(てい)ではありますがとりあえずは対前年同期比でプラスにしました。また、営業日数は昨年同期よりも0.5日多いですが、1日当たり輸出額にしても、
2019年11月01-20日:18.2億ドル
2020年11月01-20日:19.5億ドル
2020年11月01-20日:19.5億ドル
と前年同期を7.6%上回りました。韓国の輸出について、やっと明るい兆しが見えたかもしれません。
ただし、
2020年 輸出金額年間累計(01月01日-11月20日)
4,469億1,100万ドル
(対前年同期比:7.0%減少)
4,469億1,100万ドル
(対前年同期比:7.0%減少)
この累計での「7.0%減少」は、2020年残すところ1カ月余りですので、いかんともしがたいでしょう。
2019年は01月01日-11月20日で「輸出金額累計:4,806億7,600万ドル」あったのです。残り時間で337億ドルを挽回するのはさすがにムリです。
また、実は2019年「01月01日-11月20日:4,806億7,600万ドル」は、その前年、つまり2018年同期と比べて「10.4%減少」の数字なのです。ですから、先にもご紹介したことがありますが、韓国の輸出は年々縮小しているというわけです。
(吉田ハンチング@dcp)