2020年12月11日、韓国の関税庁から12月01-10日の韓国の輸出入金額のデータが公表されました。
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』「’20年12月1日〜12月10日輸出入現況」
12月01-10日で輸出は「163億ドル」で前年同期比「26.9%増加」としています。ただし、2019年の「営業日7.5日」と比較して、2020年の営業日は「8.5日」と1日多かったのです。
毎度おなじみですが、1日当たりの金額で比較してみると以下のようになります。
2019年:17.1億ドル/日
2020年:19.2億ドル/日
2020年:19.2億ドル/日
2020年12月現在の方が(01-10日段階では)「2.1億ドル」多い(12.3%増加※)ですから、確かに輸出が回復してきた、とはいえそうです。もちろん締まってみないと分かりません。
関税庁のデータでぬか喜びをしていると、締まってみて愕然!ということがあり得ますから。
また、ここまでの累計で見ると、
2019年01月01日~12月10日:5,094億1,800万ドル
2020年01月01日~12月10日:4,777億5.000万ドル
小計:-315億6,800万ドル(-6.2%)
2020年01月01日~12月10日:4,777億5.000万ドル
小計:-315億6,800万ドル(-6.2%)
となります。「1日当たり輸出金額20億ドル」で15.8日あれば、
20億ドル × 15.8日 = 316億ドル
で、この「-315億6,800万ドル」をプラスにひっくり返すことができます。現在の「1日当たり輸出金額19.2億ドル」では残念ながら届きません。
さて、どうなるでしょうか。いよいよ大詰めです。
※関税庁のプレスリリースでは「11.9%増」となっていますが「12.3%」の間違いだと思われます。
(吉田ハンチング@dcp)