韓国企業『LG化学』(現『LGエネルギーソリューション』)のバッテリーセルの製造不良が原因で電気自動車で火災が起こり、『現代自動車』などでリコールが発生しています(ただし『LG化学』自身は火災の原因は不明と反論している)。
2020年12月24日、韓国の国土部は「バッテリーパックで火災が発生する危険があるとして、『BMWコリア』がPHEV 6車種についてリコールを行う」と発表しました。
↑「BMW 530e iPerformance」PHOTO(C)『BMWグループ』
以下は国土部のプレスリリースからの引用です。
②BMW 530e iPerformance 등 6개 차종 1,257대(판매이전 포함)는 고전압배터리 셀의 생산과정에서 셀 내부에 이물질이 완벽하게 제거되지 않을 가능성이 있으며, 이물질이 셀 내부에 남아 있을 경우 배터리 단락으로 인해 화재가 발생할 가능성이 있고,
②『BMW 530e iPerformance』など6車種1,257台(販売前を含む)は、高電圧バッテリーセルの製造過程でセルの内部で異物が完全に除去されていない可能性があり、異物がセル内部に残っている場合、バッテリーショートにより火災が発生する可能性がある
⇒参照・引用元:『韓国 国土部』公式サイト「한국지엠, 비엠더블유, 아우디, 에프씨에이, 닛산 결함시정(리콜) 실시[총 5개사 210,738대]」
で、このバッテリーセルの供給元が韓国企業の『サムスンSDI』なのです。
電気自動車「コナ・エレクトリック」がリコールになったため、電池パックの供給元を多角化するとして『現代自動車』が『サムスンSDI』を選ぶかも……↓という件をご紹介しましたが、こうなってくると、どの韓国企業をとっても「火事」からは無縁でいられないのかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)