最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。
韓国『現代自動車』が電気自動車に『サムスン』のバッテリーを採用するかも……という報道が韓国メディア『中央日報(日本語版)』に出ました。以下に一部を引用します。
29日、財界によると、現代自動車は9月末に「E-GMP」第3次プロジェクト物量を発注した。E-GMPは現代車が定めた電気自動車(EV)専用プラットフォームの名称だ。
来年年頭から現代車が発売する電気自動車は基本的にこのプラットフォームに基づいて生産される。
現在、LG化学やSKイノベーション、サムスンSDIなど国内外のバッテリー企業が入札に参加すると発表された。入札の結果は今年末ごろに判明する予定だ。
同記事によれば、これまで『現代自動車』はあまり『サムスン』製品を購入してはきませんでしたが、『サムスン電子』李在鎔(イ・ジェヨン)副会長と『現代自動車』の鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は最近親密にしているので、『サムスン』グループがバッテリー供給することもあるんじゃないの、というわけです。
あと、同記事ではさらっと出てくるだけですが、『LG化学』のバッテリーセルが原因とされた火事頻発の電気自動車『コナ・エレクトリック』の問題があります。
「品質引当金」なるもののおかげで第3四半期が赤字となった『現代自動車』ですから、「できるだけ燃えない電気自動車」を造りたいでしょう。
そのためにも「バッテリーの供給元」を多様化しておきたいのではないでしょうか。供給元に『サムスン』が加わるのはいいことでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)