2020年も間もなく終了ですので、1年間のまとめ的なデータがあちこちから出るようになっています。2020年は韓国の投資家が株式市場に巨額を投じました。韓国内の市場に投資する投資家を「東学アリ」、海外の市場に投資する投資家を「西学アリ」と呼びます。
「韓国預託決済院」のデータによれば、西学アリの皆さんの投資は以下のようになっています。
海外株式買取金額累計:1,046億7787万ドル(約10兆8,402億3,086万円)
アメリカ合衆国株式:938億2,437万ドル(89.6%)
アメリカ合衆国株式:938億2,437万ドル(89.6%)
西学アリの皆さんは「1,046億7,787万ドル」、ウォン建てでは「約115兆5,120億ウォン」も突っ込んでおり、そのうちの約9割が合衆国株式です。
これまでの最大額は「217億4,825万ドル」(2019年)でしたので、一気に5倍の「1,046億7,787万ドル」となって史上最大を更新しました。
面白いのは「香港株」「中国本土株」にも資金が向かい、
香港株:63億4,482万ドル(117%増)
中国本土株:23億146万ドル(97%増)
中国本土株:23億146万ドル(97%増)
となっていることです。中国企業のデフォルトが相次ぎ、国有企業でもアテにならないことが分かった2020年でしたが、投資家の皆さんは損をせずに済んでいるのでしょうか。
⇒参照・引用元:『韓国預託決済院』公式サイト
(柏ケミカル@dcp)