『韓国GM』赤字脱出始動!とのこと。いや、だからぁ

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韓国GM』は2014~2019年の6年間に純損失を「4兆7,656億ウォン」(約4,434億円)積み上げています。本社のアメリカ合衆国『GM』がなぜ撤退の指示を出さないのか全く不思議なほど赤字の企業です。

2020年01月11日、韓国メディア『毎日経済』に「韓国GMは今年新車4種投入…赤字脱出『始動』」という記事が出ました。2021年01月10日、『韓国GM』のカハー・カゼム(Kaher Kazem)社長が新築中の塗装工場を訪問したとのこと。

同社長は2018年に労働組合によって監禁されたことがあり、2020年07月には「違法派遣」の疑いで検察に起訴されて出国禁止となっています。このようにひどい目に遭っているため、「誰が韓国でCEOをやりたがるか」という主旨の発言をしたことでも知られています。

同記事では、2021年に『韓国GM』が「赤字脱出」するのは全4車種(電気自動車含む)が新発売されるから、としています。また、以下のような経営正常化の青信号がともっていると述べています。

2020年12月
国内販売台数:5%増(対前年同月比)
海外販売台数:25%増(対前年同月比)

12月だけ調子が良くても仕方ありませんし、まだ2020年通年の結果は出ていないものの、結局『韓国GM』は赤字で締まるもものと見られます。もちろん労使対立でストライキが発生し、「生産損失:8万5,000台(推算)」が出たのが主な原因です(コロナ禍で需用が縮んだのも原因の一つ)。

ちなみに、この8万5,000台は『韓国GM』が韓国内で1年間に販売する台数に匹敵する数なのです。そんなことやっていて黒字になるわけがありません。

『毎日経済』の記事どおり黒字になればいいですが、お手並み拝見と参りましょう。

(吉田ハンチング@dcp)

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