韓国では死神と恐れられている世界を股に掛ける高利貸し『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)ですが、中国について面白いリポートを出しています。
2020年のコロナ禍で中国は都市を封鎖するなど強力な封じ込めを行なって経済の回復に努めた
その甲斐あって中国経済は回復傾向を示している
しかし、その回復は不均一で多くが政府が投入する資金に依存している
これが前提です。コロナの再拡散に当たってまたしても封鎖措置を取っているのですがうまくはいっていません。が、これは置きます。
中国経済の生産性を各セクターで分析した結果、その平均生産性はアメリカ合衆国、日本、ドイツなどのトップグループの30%に過ぎない――となっています。
さらに、中国の国有企業では民間企業の80%程度であると推定されています。
もう何度だって言いますが、中国はWTOに加盟する前に「国有企業の民営化を進める」と約束したのですが、実際に行なっていることは真逆で、どんどん民間企業(と言い張っていた企業)を国有化しています。これ中国共産党にお金がなくなってきたので資産の収奪を行なっているのだ、と解説されたりします。
国有企業など、中国共産党の集金マシーンに他ならず、あちこちにお金を回しているため生産性が落ちても至極当然のことです。だからこそデフォルトするのだともいえます。
(吉田ハンチング@dcp)