アメリカ・トランプ大統領が全方位で世界中に喧嘩を売って「アメリカ・ファースト」を実践しているため、当たり前ですがドル高が進行しています。久しぶりにドルの強さを示すDXYのチャートを引いてみますと以下のようになっています(チャートは『tradingview.com』より引用)。
このように2018年年初来のチャートを確認してみますと04月中盤以降ドルは右肩上がりで強くなっていることが分かります。これはちょうど中国への関税賦課が明らかになった(発動が決定的になった)時期と重なります。同時にEUとの貿易戦争が明確になった時期でもありますね。
安全神話に彩られた円についても、上掲のように円安が進行し(チャートは『Yahoo!Finance』より引用)、ついに113円台が見えました(やっとですけれども)。2018年07月18日15時40分には113円138銭も記録。これは実に半年ぶりの円安水準です。円安ですので当然日本の株式市場は上げに振れているわけです。
(柏ケミカル@dcp)