中国で何か異変が起こっているのでは?というニュースが出ています。習近平に対する不満が爆発し、政権内部での暗闘が激しくなっているという推測まであります。実際、アメリカ・トランプ大統領による2,000億ドル規模の制裁関税追加に対して、明確な反撃がいまだ表明されていないなど、貿易戦争については小康状態です。
しかし、中国がアメリカと協議しないという態度には、アメリカ側では焦燥感を募らせているようです。NEC(National Economic Councilの略:国家経済会議)のラリー・クドロー(Larry Kudlow)委員長(上掲写真)は、07月18日に通商協議を足止めしているとして習近平首席を非難しています。クドロー委員長によれば「習主席は米中のこれまでの協議を継続する気がないものと考えられる」そうです。
07月21日にはアルゼンチンで『G20』が開催されますが、その期間中にもアメリカ・中国の二国間での協議予定はないそうです。どうした中国!?と世界が注視しているのですが。
PHOTO By Gage Skidmore
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(柏ケミカル@dcp)