アメリカ合衆国で国債の金利が急上昇するという状況があり、ドタバタしてきました。
先にご紹介したとおり、2021年02月26日、上半期に5~7兆ウォンの国債を買い入れるとした『韓国銀行』ですが、韓国債の金利も上昇しているため、以下のように緊急に国債買い入れに動きました。
10年もの国債:1兆1,700億ウォン(金利:1.79~2.04%)
5年もの国債:1,400億ウォン(金利:1.37~1.375%)
3年もの国債:6,900億ウォン(金利:1.18~1.2%)
5年もの国債:1,400億ウォン(金利:1.37~1.375%)
3年もの国債:6,900億ウォン(金利:1.18~1.2%)
小計:2兆ウォン(約1,920億円)
ちょうど2兆ウォンの国債買い入れです。国債の金利が上昇すると連動して市場金利も上昇し、変動金利で融資を受けた(これから融資を受ける場合も)企業・家計に甚大な影響を及ぼします。韓国は現在企業・家計はまさに借金漬けの状況です。ここを揺るがせないために『韓国銀行』は国債を購入して金利の上昇を抑えようとしたというわけです。
本件を報じた韓国メディア『韓国経済』では、以下のように『韓国銀行』関係者の言葉を引いています。
(前略)
『韓国銀行』の関係者は、「市場の状況に応じて、今年の上半期に買い入れる国債の規模が7兆ウォンを超えることもありえる」と述べた。
『韓国銀行』の関係者は、「市場の状況に応じて、今年の上半期に買い入れる国債の規模が7兆ウォンを超えることもありえる」と述べた。
面白くなって参りました。
(吉田ハンチング@dcp)