『韓国銀行』から公表された「2020年決済通貨別輸出入」というデータについて、対中国の輸出入で韓国はほとんどドルを使っている――という件をご紹介しました。
韓国も中国もローカルカレンシー国ですのでどちらもドルで受け取りたいのです。
対日本の輸出入についてはどうなのか、についても面白いのでご紹介ます。実は以下のようになっています。
韓国の対日本「輸出」決済通貨
ドル:45.8%
ユーロ:0.4%
円:48.3%
ウォン:5.4%
その他:0.0%
ドル:45.8%
ユーロ:0.4%
円:48.3%
ウォン:5.4%
その他:0.0%
対日輸出では最多決済通貨は「円」です。韓国側は、輸出品目の代金はドルよりも円で受け取ることの方が多いことになっています。
韓国の対日本「輸入」決済通貨
ドル:38.0%
ユーロ:1.2%
円:54.5%
ウォン:6.1%
その他:0.2%
ドル:38.0%
ユーロ:1.2%
円:54.5%
ウォン:6.1%
その他:0.2%
次に対日輸入ですが、こちらも最多決済通貨は「円」です。日本から韓国へ輸出した場合、日本側はその代金は半分以上、54.5%を円で受け取っています。つまり、韓国は両替して円建てで日本に支払っているというわけです。日本はハードカレンシーの国で良かったですね。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2020年決済通貨別輸出入」
(吉田ハンチング@dcp)