韓国はコロナ禍に襲われた2020年に株式投資ブームが顕著となり、これが現在まで続いています。
上掲はKOSPI(韓国総合株価指数)の推移ですが、とりあえず右肩上がりを続けています(日足:チャートは『Investing.com』より引用)。
ブームに乗って韓国の個人投資家は巨額を投じてきました。以下をご覧ください。
個人投資家の買い越し金額
2020年01月~2021年05月14日:98兆4,742億ウォン(約9兆5,520億円)
2021年01月~05月14日:50兆9,836億ウォン(約4兆9,454億円)
2020年01月~2021年05月14日:98兆4,742億ウォン(約9兆5,520億円)
2021年01月~05月14日:50兆9,836億ウォン(約4兆9,454億円)
ざっくり100兆ウォンの買い越しをこれまで行っています。そのうち半分以上は2021年になってからです。暴落からの戻しに乗り損なった個人投資家が2021年になってから新たに参加してきたためだと考えられます。
2021年の月次の資金流入(買い越し)具合を見ると以下のようになります。
2021年月次
01月:22兆3,384億ウォン(約2兆1,668億円)
02月:8兆4,381億ウォン(約8,185億円)
03月:6兆9,402億ウォン(約6,732億円)
04月:5兆8,355億ウォン(約5,660億円)
05月:7兆4,314億ウォン(約7,208億円)
※05月は14日まで
01月:22兆3,384億ウォン(約2兆1,668億円)
02月:8兆4,381億ウォン(約8,185億円)
03月:6兆9,402億ウォン(約6,732億円)
04月:5兆8,355億ウォン(約5,660億円)
05月:7兆4,314億ウォン(約7,208億円)
※05月は14日まで
01~04月と買い越し金額は減少していたのですが、05月はまだ月半ばですが盛り返しています。
韓国メディアでは、投資アナリストによる「KOSPIは4,100までいける」という強気な発言を紹介したりしています。調整局面が来ないことをお祈り申し上げます。
(吉田ハンチング@dcp)