韓国『双竜自動車』が本日「売却公告」を出す!

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法定管理下に入ってからもなにくれともめていた韓国『双竜自動車』ですが、労使合意で従業員の約半分が最大2年間の無給休業に入るという合意も完了。すでに無給休業は始まっていますが、同社はソウル回生裁判所の許可を得て、本日2021年06月28日に「売却公告」を出します。

これによって買収企業の募集を行い、希望する企業から買収意向書を提出してもらいます。この意向書を精査して、優先交渉者を選びます。

ここまでがまず一区切りです。

『双竜自動車』は07月01日に予定していた再生プランについて、期限を09月01日に延期してくれるよう裁判所に申請しています。再生プランの認可前にM&Aを進めてしまおうという目論見と見えますが、それも買収希望企業がどんな絵を描いているかによります。

また再生プラン、要は再建する際の事業計画書ですが、これが遅れるということは、債権団のドン『産業銀行』からの資金調達が遅れるということです。『産業銀行』トップが、事業計画がしっかりしていなければ、新たな資金投入はあり得ないと明言していますので。

とりあえず再生方向で動いてはいますが、『双竜自動車』の先行きはまだ霧の中です。

(吉田ハンチング@dcp)

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