世界的な車載用半導体不足で、韓国では『現代自動車』『起亜自動車』で工場のラインを一時止める「生産中止」が発生しました。ここまで影響を感じさせなかった『ルノーサムスン』ですが、ついに同社にも半導体不足が及んだようです。
2021年07月19~20日、『ルノーサムスン』は釜山工場をシャットダウンします(本日から開始)。
『ルノーサムスン』は『ルノー』グループの支援を受けて、他社と異なり車載用半導体不足に陥ることなく、上半期は無事に工場を稼働し続けてきました。
しかし、車載用半導体不足が長期化の様相を見せている中、ついに供給が途切れた模様です。問題は、同社は現在「サバイバルプラン」※を実施中で、販売好調な小型SUV「XM3」の輸出に死活がかかっています。
2日とはいえ、ここで生産ラインが止まるのは大きな痛手です。
※『ルノーサムスン』は「早期希望退職者募集」を実施するなどコスト削減に取り組んできました。
韓国『ルノーサムスン』コスト削減に必死! 交代制「無給休職」を提案
韓国の自動車産業は弱体化を続けていますが、その中でも勝ち組と負け組が明確に分かれました。『現代自動車』『起亜自動車』は生存できそうですが、『韓国GM』『ルノーサムスン』『双竜自動車』は負け組といえます。負け組のうち『ルノーサムスン』は、親会...
(吉田ハンチング@dcp)