破綻した韓国『双竜自動車』にあの米『HAAH』から買収提案という報道。実は『HAAH』も破産申請

広告
おススメ記事

破綻して法定管理下にある韓国『双竜自動車』ですが、またぞろ買収提案が!という報道が出ています。買収提案をしているのがあのアメリカ合衆国『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』だというのです。

実は『HAAH』自体が破産・清算になった!

『亜州経済(韓国版)』が報じているのですが、にわかには信じがたい話です。

というのは、『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』は米中関係の悪化によって、中国企業の生産した自動車を合衆国に輸入して販売することができなくなり、破産申請を行っているからです。

2020年には中国から半完成車を輸入し、合衆国で完成させて販売するという苦肉の策を発表していたのですが、2021年04月になって弊社は輸入するだけだとトーンダウン。結局輸入販売はうまくいかず、会社を清算することとなったのです。

つまり、当時『双竜自動車』は「『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』からの買収意向表明書は必ず期限までに到着する」と主張していましたが、その時期『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』自体が破産に向かっていたというわけです。

ですから『双竜自動車』への買収意向表明書を出すわけはなかったのです。


↑『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』の破産を報じる『Automotive News』の記事

本当にそんな話があるのか?

今回の報道は、『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』が新しい会社を設立して改めて『双竜自動車』の買収を進めるという内容です。以下に記事の一部を引用します。

(前略)
『双竜自動車』によると、『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』は、最近、『双竜自動車』側に別途法人『カーディナル・ワン・モータース』を設立すると発表した。『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』は清算手続きを踏んでいるが、新しい法人を通じて買収を継続するというものである。
(後略)

⇒参照・引用元:『亜州経済』「双竜車『HAAH、新会社設立により、双竜車買収進行』」

『双竜自動車』が明かしたことになっていますが、どこまで確かな話なのか分かりません。前記のとおり、『双竜自動車』が来る来るといっていた買収意向表明書は最後まで来ませんでした。一度目は悲劇、二度目は喜劇といいますが、真偽を疑ってかかる必要があるのではないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました