韓国「史上最大の補正34.9兆」で政府支出は「604兆」に拡大!

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第2次補正予算を1.9兆ウォン(約1,824億円)拡大して史上最大の「34.9兆ウォン」(約3兆3,504億円)にしたので、当然の話ではありますが2021年の政府支出も「604兆9,000億ウォン」(約58兆704億円)と過去最大となりました。

総支出「604兆9000億ウォン」は、当初の政府案より「2,000億ウォン」(約192億円)増。統合財政収支(単に総収入から総支出を引いた政府財政の収支)は「90兆3,000億ウォンの赤字」で、当然ながら2,000億ウォン増加しました。

国家負債は「963兆9,000億ウォン」(約92兆5,344億円)で対GDP比で「47.2%」となっています。

先にご紹介した格付け会社『Fitch(フィッチ)』が述べた「2023年までに国家負債が46%を超えたら……」という条件を現時点で超えたことになります。

次回の『フィッチ』との交渉の際には文在寅大統領はもういないわけですが。次期政権が格付けを維持するためにどのように説得するかが見物です。

救いは赤字国債を発行しないで補正予算を賄えたということですが、下半期になって政府収入が足らず、国債を発行せざるを得なくなる事態はあり得ます。韓国政府の財政収支については注視なければなりません。

(吉田ハンチング@dcp)

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