韓国では政府与党が「言論仲裁および被害救済などに関する改正案」を通そうとしています。
これはメディア報道を恣意的に抑圧することが可能な法律で、マスコミ、識者からは反対意見が噴出しています。しかし、政府与党『共に民主党』は法改正をどうしても可決するべき、強硬反対に備えたリハーサルまで行う始末です。
そんな中、2021年08月17日、韓国の文在寅大統領は、『韓国記者協会』創立57周年祝典で以下のように述べたとのこと。
「言論の自由は民主主義の柱」
「大韓民国の記者は『真実』の基盤の上で『自由』と『責任』でバランスを取り、民主言論の道を歩んできた」
「57年の歴史の跡に使命と献身を刻んできたすべての記者に感謝の言葉を伝える」
以下のようにも述べています。
「メディアが市民のために存在する限り、言論の自由は誰も侵すことはできない」
※引用元は同上
しかし、ここで言う「市民」はいわゆる「プロ市民」のことではあるまいな、などと勘ぐりたくなる状況に韓国はなっているのです。
言論の自由を守ることは自由民主主義の要であり、これを勝ち取るために歴史上どれほど多くの人が血を流したでしょうか。言論の自由はどんなときにも守られるべき大切なものです。
韓国の政府与党『共に民主党』が本当にこの法律を通すのかにご注目ください。
韓国でメディアの言論をけん制する法改正が準備中
本来であればMoney1で扱うネタではないかもしれませんが、しかし言論の自由に関わることですので見過ごせません。韓国で政府与党が「言論仲裁および被害救済などに関する改正案」なるものを準備し、通そうとしています。この改正案は「言論仲裁および被...
(吉田ハンチング@dcp)