中国がレアメタルを止めたら「韓国の二次電池は終わる」

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日本は中国から「レアアース」(希土類元素)の輸出規制を受けて危なかったことがあります。中国は政治的に資源輸出を平気で規制する国ですので、中国からの輸入ばかりに偏らないようにしなければなりません。

韓国も、中国から一定の距離を取り、自由主義陣営のとどまりたいのであれば、同様の注意が必要です。

文在寅大統領が「韓国の次世代主力産業だ!」とぶち上げている二次電池の材料となる「レアメタル」のほとんどが中国からの輸出に依存しているからです。

韓国メディア『エネルギーデイリー』によれば、レアメタルの中国依存度は以下のとおりです。

中国依存度
水酸化リチウム:79.1%
水酸化コバルト:88.5%
硫酸コバルト:81.5%
水酸化ニッケル:56.6%

⇒参照・引用元:『エネルギーデイリー』「二次電池の中核原材料の中国への依存度は深刻」
面白いことに水酸化ニッケルの「13.9%」は日本に依存している

リチウム、コバルト、ニッケルという重要なレアメタルのほとんどが中国産です。

いわゆる「THAAD(サード)事態」のように中国のご機嫌を損なって、レアメタル供給が止まったら、韓国のバッテリー産業はとたんに窮地に陥るでしょう。

リスク分散のために韓国は輸入元の分散などの対策をしなければなりません。もちろん中国陣営にこのまま飲み込まれたいのであれば、今のままでも問題ありません。

「堕ちてゆくのもしあわせだよ」かどうかは当人の気持ち次第ですから。

(吉田ハンチング@dcp)

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