【速報】中国『恒大集団』が「謎の取引停止」から復活!プレスリリースが出たが……

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事実上デフォルトしたと見られている中国『恒大集団』ですが、年明け早々株式が取引停止となり、理由が明らかになっていませんでした。

2021年01月04日、『恒大集団』のホームページにプレスリリースが出たのでご紹介します(全2ページ)。

<<以下は全文和訳>>
中国恒大集団
(ケイマン諸島法人有限責任会社) (証券コード:3333)

内部情報と取引再開
本発表は、香港証券取引所有価証券上場規程13.09および証券先物取引法(香港法571章)第14条に基づき、中国恒大集団(以下「当社」、子会社と合わせて「当グループ」)が行うものです。

海花島プロジェクトの状況
2021年12月30日、当社は、海花島の39棟について、丹州総合行政法執行局から「行政処分の決定(取り壊し期限)」を受けています。

今回の決定書は、2号島の2-14-1区画の39棟を対象としたもので、海花島の他の区画は対象外です。当社は、決定通知書のガイドラインに従い、積極的にコミュニケーションを図り、適切に対処してまいります。

2021年通期契約売上高
2021年通年では、グループの物件の契約売上高は4,430億2,000万元、契約販売面積は5,426万5,000平方メートルを達成しました。

流動性の状況
当社の現在の流動性状況については、引き続き債権者とのコミュニケーションを積極的に行い、リスクの軽減と全ての関係者の合法的な利益の保護に努めてまいります。

取引再開のお知らせ
当社の要請により、2022年1月3日午前9時より当社株式の売買を停止し、2022年1月4日午後1時より当社株式の売買を再開するよう証券取引所に申請しています。

当社の株主およびその他の投資家の皆様におかれましては、当社の有価証券を取引される際には、十分ご注意ください。

中国恒大集団 董事長 許家印

香港、2022年1月4日

⇒参照・引用元:『恒大集団』公式サイト「2022年01月04日 内部情報と取引再開」

政府当局から39棟を取り壊せという話が出ていたことについての説明、および『恒大集団』の証券が取り引きが再開されることについてのプレスリリースでした。

取引停止は『恒大集団』から要請したものであるとしていますが、その理由については全く触れられていません。また、再開要請についても同様です。

ちなみに、この記事を制作している時点での『恒大集団』の株価は以下のようになっています。

「ワンチャンスあるかも」という方が買っているのかもしれませんが、とりあえず最低価格を巡る戦いです。ワンチャンスもなさそうですが、もっとも中国共産党のことなので、何をするかは全く分かりません。

ドイツの調査会社『DMSA』からは、「中国『恒大集団』に対する破産申請の準備が整った」以降何も聞こえてきません。こちらも何か動きがあったらご紹介いたします。

(吉田ハンチング@dcp)

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