【-1.4兆ウォン】『韓国造船海洋』赤字転落!

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↑『韓国造船海洋』公式サイト/スクリーンキャプチャー

ジャックポット受注もどこへやら」という業績になりました。

韓国の造船大手『韓国造船海洋』が2021年第4四半期、および通年の業績を公示しましたのでご紹介します。


↑GoogleChromeの自動翻訳ですので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。

2021年
総売上:15兆4,934億ウォン+4.0%
営業利益:-1兆3,848億ウォン赤字転落
当期純利益:-1兆1,412億ウォン-36.6%

( )内は対前年同期比の増減率

⇒データ引用元:『韓国金融監督院DART』公式サイト

売上は前期「14兆9,037億ウォン」から4.0%増加しましたが、営業利益は前期の「744億ウォン」から赤字転落。「-1兆3,848億ウォン」です。

2020年終わりからのジャックポット受注はなんだったんだという業績になりました。赤字になった理由については、毎度おなじみの「鋼板価格が上昇したから」となっています。

鋼板価格の上昇分を先に積む(引当金で処理する)などを行ったため赤字になったが、次の期から大丈夫だ――なんていう楽観的な見方も出ていますが、その引当金で足りるのでしょうかという疑問もありますし、とても安心はできません。

そもそも韓国の造船会社は、赤字だろうが安値受注し、とにかく仕事をとってくるという体質が問題です。中国のように親方共産党ならそれでもいいかもしれませんが(国際的にはちっともよくない)、韓国の場合、一応は民間企業の体(てい)なので、そのような「後で赤字になっても構うもんか」という姿勢が駄目なのです。

韓国の造船業界は相変わらず危機のママです。

(吉田ハンチング@dcp)

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