↑鄭義溶(チョン・ウィヨン)韓国外交部長官(左)、オードレ・アズレ『ユネスコ』事務局長(右)。
日韓が佐渡金山のユネスコ世界遺産登録を巡ってもめておりますが、2022年02月23日、韓国の外交部・鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が『UNESCO(ユネスコ)』のAudrey Azoulay(オードレ・アズレ)事務局長と会談を行った――というプレスリリースを出しました。
韓国外交部のプレスリリースから注目ポイントを以下に引用します。
(前略)
□鄭長官は、アズレ事務局長の2回目の任期(2021-25)の間にもユネスコ-ユネスコの協力がさらに拡大していくことを期待するとし、韓国はユネスコの主要供与国であり協力パートナーとして実質貢献を持続強化していくことを強調した。ㅇこの点でユネスコの優先分野である「イラクモスク再建事業」*に、韓国政府が今年から今後3年間で約550万ドル規模の自発的寄与金を供与すると表明した。
(中略)
□一方、鄭長官は、ユネスコ世界遺産についての懸案関連事項として、日本がまた別の韓国人強制労役現場である「佐渡鉱山」を世界遺産に登録申請したことに対して強い懸念を伝え、2015年「日本近代産業施設」後続措置から忠実に実施するように、事務総長の格別な関心と協力を要請した。
ㅇアズレ事務総長は、佐渡鉱山などに対する韓国政府の懸念をよく知っているとし、「日本近代産業施設」後続措置履行問題に対しても引き続き関心を持って努力すると語った。
邪推かもしれませんが、「550万ドル(約6億6,278万円)出すので佐渡金山の方をひとつよしなに」と言っているように見えますが、いかがでしょうか。
↑オードレ・アズレ『ユネスコ』事務局長(左)と鄭義溶(チョン・ウィヨン)韓国外交部長官(右)
こういうのも韓国の言いつけ外交の一種になるのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)