【591億が蒸発】韓国『エア釜山』の株価が暴落!わずか1日で13.9%ダウン

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久しぶりにものすごい墜落劇となりました。

2022年06月02日、韓国のLCC(格安航空会社)の一つ『エア釜山』の株価が暴落しました。韓国のLCCで株式を上場しているのは、『済州航空』『ティーウェイ航空』『ジンエア』『エア釜山』の4社だけです。

以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:日足)。

前日の終値が「2,195ウォン」で本日の終値が「1,890ウォン」ですので、なんとわずか1日で「13.9%」も下落しました。

5%を超えていますので、まごうことなき暴落です。

1日で時価総額「591.5億ウォン」が蒸発しました。

なぜ、このような墜落劇となったかというと、『エア釜山』が「有償増資で2,000億ウォンを調達する」と発表したためです。

有償増資は新株を発行して資金を調達することです。Money1でも何度もご紹介していますが、韓国のLCCはどこもキャッシュショートの危機に陥っており、あの手この手で現金を調達しようとしています。『エア釜山』も例外ではありません。

しかし、新株を発行するということは、その分株価が薄まることを意味しています。そのため、売りが殺到して株価墜落となったのです。

韓国LCCの飛ぶ空は暗いままです。ドル箱だった日本線が復航して、かつてのようにお客さんが戻ってきたら業績も戻るかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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