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韓国文政権の要人が次々と逮捕。文在寅まで届くか

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韓国では、前文在寅政権の行ったことについての調査が進行しており、逮捕者が出る事態となっています。

韓国「文在寅と関係者を殺人幇助で告訴」検討。何があったのか? 文政権の裏面を暴け
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上掲の先記事でご紹介した「海洋水産部の公務員であるイ・デジュンさんが北朝鮮の銃撃によって亡くなった件」で、文政権は「イさんを越北者と断定し、情報を隠蔽した」ことがすでに判明しています。

2022年10月22、国防相だった徐旭(ソ・ウク)さんと海洋警察庁長だった金洪熙(キム・ホンヒ)が職権乱用の疑いで逮捕されました。

Money1でもご紹介しましたが、徐旭(ソ・ウク)元国防相は、韓国軍の「MIMS」(軍事統合情報処理システム)からデータを消し、虚偽の報告書を作成するように指示したと目されています。

一方の金洪熙(キム・ホンヒ)元海洋警察庁長は、「イさんは越北者」というシナリオに基づいて、証拠を捏造し、調査の過程で行われた実験結果を歪曲したと目されています。

真実を握りつぶした!

Money1では、リアルタイムでご紹介し損なったのですが、イさんが着用していたライフジャケットが韓国内では使用されていないものであったことが判明しています。

これは、イさんが自ら望んで越北したというシナリオに反します。その報告を受けた金洪熙(キム・ホンヒ)元海洋警察庁長さんは「聞かなかったことにする」と述べたとのこと。

漫画や映画にしか登場しないセリフではなく、現実にこんなことを言う高官がいるのは驚きです。しかも「海洋警察庁」のTopです。

この「聞かなかったことにする」との発言については、監査院が明らかにしました。監査院の報告が正しいのであれば、真実を握りつぶそうとしたのです。決して許されることではありません。

まだまだ逮捕が出る予測

本件については、すでに捜査対象となっている徐薫(ソ・フン)国家安保室長、朴智元(パク・チウォン)国家情報院長が次に逮捕されるのではないかと予測されています。

徐薫(ソ・フン)さんは、大統領府の人間でしたから、本件について「大統領からの指示があったのではないか」を解明するための鍵になります。

そもそも「越北者として処理せよ」という指示を誰が出したのか? それができるのは文在寅大統領だけだろう――という疑いです。この疑いは極めて至当という他ありません。

そんな大それたことを指示できるのは大統領だけです。

朴智元(パク・チウォン)さんについては、北朝鮮との独自の強力なパイプを持っていると目されている人物だけに、調査が深いところまで行われれば、文在寅政権が北朝鮮とどのような交渉を行っていたのか、驚くような事実が出てくるかもしれません。

――というわけで、韓国は非常に面白いことになっています。保守派による左派の断罪です。事態の進展にご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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