いよいよ自身の身が危なくなってきた韓国『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)国会議員。
韓国の検察は、大詰めとなっている「城南FC」疑惑の捜査の一環で出頭を求めましたが、李在明(イ・ジェミョン)さんはこれを拒否。
しかし、先にご紹介したとおり、李在明(イ・ジェミョン)さんは朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾時には、現在の自分と同じように検察への出頭を回避した朴槿恵(パク・クネ)大統領に対して「逮捕してでも調査すべき」などとtweetしていました(上掲)。
呆れる他ありませんが、李在明(イ・ジェミョン)さんというのはこのような人物なのです。
出頭予定だった2022年12月28日、李在明(イ・ジェミョン)さんは国会本会議の後、「(検察と)私たちが出席可能な時間を確認中で、私が出席することにしたと考えてもらっていい」と述べました。また、「検察から来年01月10~12日に出頭してほしいと要請されており、調律中」とも。
(ウソばっかりつく人なのでそのまま信用するのは危険なのですが)一応、李在明(イ・ジェミョン)さんは検察に出頭すると表明はしました。
李在明(イ・ジェミョン)さんの言葉を信じるなら、明けて2023年01月10~12日のどこかで検察に出頭するようです。
諦めたのかと思いきや、同日の28日、光州市へ移動して「検察独裁、野党弾圧糾弾演説会」を開催しました。
光州市は「5.18」、いわゆる光州事件があった重要な意味を持つ土地です。全斗煥(チョン・ドファン)政権に弾圧された民衆に自身を仮託したものと思われます。
傍から見ていると「よくやる」ですが、
「李在明(イ・ジェミョン)を殺せば彼らの無能と無責任さが隠されるか」
「この多くの歳月の間、多くの人々の血と命で作られた民主主義が崩れている」
「今、私たちが再び戦わなければならない時」
「民主主義が窒息し、ますます難しくなる退行の時代となっている」
「味方なら罪を覆い隠し、憎い奴なら『ない罪』を作る。ほこりを作ってでも必ず除去するというのが、国民が任せた権力を行使する公職者の合理的な態度なのか」
と政府の姿勢を強く非難しました。
政府がない罪を作って自分を弾圧しているとアピールしたわけです。ない罪を作って朴槿恵(パク・クネ)大統領を引きずり下ろし、拘置所に送ったのはすっかりお忘れのようで、いい気なものです。
傑作なのは以下の発言です。
「イ・ジェミョンを守らず、国を守り、民主主義を守り、私たちの隣人と家族を守ろう。共に進んでいこう」
李在明(イ・ジェミョン)は守らなくてもいいので、国と民主主義を守ろう――としています。まるで殉教者気取りといったら言い過ぎでしょうか。「自分は守らないでいい」とご本人が述べていますので、『共に民主党』も所属議員も、李在明(イ・ジェミョン)さんの盾となるのはやめた方がいいのではないでしょうか。
「李在明は政治家になってはならなかった」という主張
この李在明(イ・ジェミョン)さんの光州アピールに対して、政府与党『国民の力』報道官は、この李在明(イ・ジェミョン)さんの光州アピールについて「彼らの狂気が民主主義と法治主義を窒息させている」という激烈なリリースを出しました。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。彼らの狂気が民主主義と法治主義を窒息させている
2022-12-28
政治弊にかかった盲目の人々の狂気が広場をいっぱいに満たした。野党弾圧、静的殺害、操作捜査、検察一回。
「イ・ジェミョン守る」とした信徒たちが、虚無猛烈な政治救援を叫び光州を汚した。権力の私有化を通じた不正腐敗事件の王として指摘された李在明代表は、ただの被疑者に過ぎない。
過去に自分が犯した行為に対して公正な法が今適用され、正当な捜査手続きが進行中である。あえて民主化の聖地光州で、それも民生現場の真ん中で、
腐敗した権力者という疑惑が膨脹した人物がどうして民主主義を口にし、未来と希望を呼ぶことができるのか。李在明代表は民主党の代表にならない人だった。
李在明代表は国会議員になってはならない人だった。
李在明代表は政治家になってはならない人だった。
(後略)
李在明(イ・ジェミョン)さんの支持者を信者と呼ぶなど、過激な言葉が並んでいます。
日本からすれば、政権を握っている与党からこのような文言のリリースが出るというのは信じられませんが、それだけ韓国では生き残りに必死にならなければならない――ということでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)