安倍さんがトランプのおっちゃんに迫られてロクな発表しないんじゃないだろうか、という心配はとりあえず杞憂に終わりました。会談後の発表では経済的なものはなく、あくまでも日米同盟の強固さを世界にアピールするものでした。
ただし、今回のアメリカ訪問では我らの麻生閣下が同道しています。経済関連は専門家同士ということで、安倍さんのゴルフ外交の裏で麻生閣下がいろんな難題をねじこまれている可能性があります。事実、麻生閣下が今回の訪米でどのような成果を挙げたかについては聞こえてきません。
あの麻生閣下ですから、うかつな言質を取られるようなことはないでしょうが、英語がしゃべれる分自分でついうっかりという発言がないとも限りません。麻生閣下のふんばりに期待したいところです。
Money1で繰り返し触れていますとおり、「円高容認」という言質をとられると日本の株式市場はまず間違いなく下落局面に陥ります。アメリカではダウ平均が2万ドルを回復しています(02月10日時点)が、円高容認となると、アメリカだけが株高となる、という(日本人にとっては)嫌な展開に陥る可能性が高いのです。
(高橋モータース@dcp)