台湾の総統選挙が近づいており、台湾-中国のつばぜり合いが激しくなってきました。中国の外交部がまたな発言をしていますので、ご紹介します。
『ロイター通信』記者:
台湾の蔡英文“総統”は、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応じ、中国の指導部は台湾への“侵略”を考えるには国内問題への対応に忙しすぎると語った。中国国内の経済的、財政的、政治的な課題があり、国際社会が戦争は選択肢にないことを明確にしているため、今は台湾への大規模な「侵略」を検討する時期ではないという。外交部のコメントは?
汪文斌:
まず最初に、あなたの間違った発言を訂正したいと思います。 台湾は中国の不可侵の領土であり、「総統」は存在しません。あなたがおっしゃったことも外交問題ではありません。私が強調したいのは、世界に中国はひとつしかなく、台湾問題は中国の内政問題だということです。
「一つの中国」原則を堅持することは、国際社会の一般的なコンセンサスです。
台湾海峡の平和と安定を維持するためには、「一つの中国」の原則を明確に堅持し、「台湾独立」の分離独立に反対し、外部からの干渉に反対しなければなりません。
民進党当局が頑なに「台湾独立」という分離主義の立場を堅持し、「独立」のために挑発を続けることは、恥ずべき敗北を招くだけです。
中国の外交部は「台湾には総統などいない」発言を繰り返しました。では2024年01月に行われる選挙はいったい何なのでしょう。台湾を「独立国である」と認める時が来たのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)