台湾メディアが興味深い記事を出しています。
2024年06月18日、05:00ごろ、台湾海峡の中心線より西側、北緯24度00.東経118度22分近辺で操業していた漁船が、海中から浮上する潜水艦を目撃した――というのです。
漁師さん提供の写真が上掲ですが、「(型式などは)よく分からなかった」とのこと。
アップにすると上掲のようになるのですが、中国の「晉級」094型 弾道ミサイル原子力潜水艦と見られます。
興味深いのは、漁師さんの「浮上した潜水艦に軍艦が近づき、潜水艦は一緒に浮上したママで去っていった」という証言があることです。この証言が正しいのであれば、この潜水艦と艦艇はいったい何をしていたのでしょうか。
台湾メディアでは「潜水艦になんらかのトラブルが発生して急きょ浮上。軍艦がエスコートに現場に赴き、一緒に帰っていったのではないか」という推測が出ています。壊れたんじゃないの?というわけですが、さて真実は?――です。
報道によれば、台湾国防部は「事態は把握しているが詳細は明かせない」としています。また、報道官は「漁民が発見したとき、われわれも把握していた。海峡の中心線の西側を南から北へ、浮上した状態で公然と航行していた、と理解している」と述べています。
(吉田ハンチング@dcp)