『Reuters(ロイター)』に「アメリカ合衆国商務省が中国企業『AntGroup(アントグループ)』をエンティティーリストに加えることを検討している」という記事が出ました。
⇒参照・引用元:『Reuters』「独占:トランプ政権が中国のアントグループを貿易ブラックリストに追加することを検討する-情報源」
日本ではあまり有名ではありませんが、『AntGroup』は中国のAmazonと呼ばれる『アリババ』がマイクロファイアンスを行うとして立ち上げた企業で、決済システム「Alipay(アリペイ)」を運営していることで知られます。
「アリペイ」は中国ではECコマースの定番決済システムとして広く普及しており、誰もが使うものとなっています。
『Reuters』の記事では、合衆国当局が「合衆国の投資家が『AntGroup』の新株上場(IPO)に資金を投じること」を牽制しようとしているのではないか、と推測しています。
『AntGroup』が上場されれば『アリババ』の時価総額を上回るのではないか、といわれており、エンティティーリストに入るかもという話は大きな影響を与えそうです。
(吉田ハンチング@dcp)