中国『微博』(Weibo)に非常に興味深い投稿があり、これが大きな話題になりました。
以下です。
「給料が1,000元減らされ、週休3日制になるけど、続けるべき?」
昨日、社長が突然、今年上半期の業績が悪かったので、コストを抑える必要があると通知してきました。
私はコンテンツ運営をしているのですが、やっとこの会社に入り、元々は正社員になる予定だったのに、結果的に給料が1,000元減らされ、週休2日から3日になりました。
給料が6,000元しか残らず、さらに保険料も引かれます。
これは少なすぎると思います。
社長は、これで4日働き3日休むことができ、半年後に業績が良くなれば元の給料に戻すと言っていますが、それも確かではありません。
自分でも、ここに留まるべきかどうかはっきりしません。不安定に感じますが、家が近いこともあり、通勤時間はたった10分です。
今、私は迷っています。
まずは仕事を続けて、ゆっくり転職を考えるべきか、それとも直接辞めるべきか。入社して1カ月ですが、まだ契約は結んでいません。
他人事ながら、読んでいるだけで胃が痛くなってくるような文章です。
この投稿は、投稿検索リストで1位となり、わずか2日で閲覧数は1.5億万回に達しました。それだけ中国で失業・雇用問題が大きな関心を集めているというわけです。
『北京日報』がその公式微博で「4日働き3日休みだが、収入5分の1減を受け入れるか?」というアンケートを行いました。すると、回答者26万2,000人中、17万9,000人が受け入れると回答しました。
約68.3%が会社の要求を受け入れるとしたわけです。
これは、まさに現在の中国でいかに仕事の選択肢がなくなっているかを証明している――といえるのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)