中国本土で洪水の発生が止まりません。下掲の先記事で遼寧省葫芦島市が未曾有の大洪水に見舞われたことをご紹介しました。この大洪水の際、市長が大雨の中、現場を視察という話が出たものの――それは「演劇」であったことが発覚しました。
中国「日々是水没」遼寧省建昌県で未曾有の洪水! 中央銀行「12省市に1,000億元の支援融資」
中国は「日々是水没」というべき最悪な状況です。2024年08月20日、中国の遼寧省葫芦島市建昌県が突然の大規模洪水に見舞われ、多くの村が連絡を途絶。県全体が活動を停止しました。↑建昌県(赤い破線)は北京の東北に位置します。中国の水没状況は本...
↑赤い大きな傘をさした「撮影班」がクルマから出てこちらに歩いてくる人物を撮影しています/スクリーンキャプチャー:以下同
以下が全編が見られる『X』の投稿動画です。
x.com「見て、08月20日の午前中、遼寧省葫芦島市の市長が雨の中、防災の指導と河川の巡視を行ったんだ! 作り話や偽装は、わが党の栄えある伝統であり、大衆を洗脳します」
中国共産党お得意の「国民のことを思っているフリ」です。
今回の洪水で、葫芦島市では少なくとも11人が亡くなり、14人が行方不明になったと報じられています。大災害であるのに、中国共産党の役人はこのような演劇を行い、「俺たちは頑張っている」とアピールしているのです。
(吉田ハンチング@dcp)