2025年03月01日、韓国最大野党『共に民主党』代表・李在明(イ・ジェミョン)さんが、「野党5党共同 内乱終息・民主憲政擁護 尹錫悦罷免要求 全国民大会」に参加し、大変に面白い主張を繰り広げました。
「もしかしたら自分はカニの餌になっていたかも……」と言いました。
その方が社会にとって有益だったのではないか――と思わないでもありませんが、以下のような発言を披露しています。
「今この瞬間にも、民主共和国の基本的な秩序と価値を否定し、内乱を助長し共鳴する者たちがいる」
「保守とは、本来守るべき価値と秩序を維持することを意味する。憲政秩序と法治主義を否定する者は、もはや保守ですらなく、復古主義とすら呼べない反動勢力だ」
「偽装保守を超えて、民主主義を回復しなければならない」
「保守の仮面をかぶりながら、憲法と法治を破壊する勢力を乗り越え、民主主義を回復しなければならない」
「真の保守の価値を取り戻し、進歩と保守が合理的に競争する健全な社会を目指すべきだ」
「もし12月03日、『内乱の夜』が続いていたら、私は延坪島へ向かう深い海のどこかで、カニの餌になっていたかもしれない」
「しかし、皆さんが命をかけて闘ってくれたおかげで、こうして共に心を通わせることができる。心から感謝する」
「危機を乗り越え、希望のある韓国を作ろう」
「街の小規模事業者や中小・中堅企業は、IMF危機やコロナ危機の時よりもさらに大きな苦しみを受けている」
「厳しい状況の中で、国民の暮らしは崖っぷちに追い込まれている」
「社会民主党・基本所得党・進歩党・祖国革新党・共に民主党が手を取り合い、常識と道義を取り戻す」
「希望を持ち、全力を尽くせる国を共に作ろう」
「永遠に続くかと思われた冬も終わり、春が訪れる。私たちの手で、より美しく暖かい春を作り上げよう」
「保守の仮面をかぶりながら、憲法と法治を破壊する勢力を乗り越え、民主主義を回復しなければならない」の発言は特に傑作で、Money1でもご紹介したとおり、李在明(イ・ジェミョン)さんは突如として「『共に民主党』は保守本道」などという仰天するようなは発言をしました。
これが「李在明(イ・ジェミョン)の右クリック」と呼ばれ物笑いのタネになっているのですが、
「保守の仮面をかぶりながら、憲法と法治を破壊する勢力を乗り越え、民主主義を回復しなければならない」
は自分のことを告白したといえるのではないでしょうか。あるいは、
「進歩の仮面をかぶりながら、憲法と法治を破壊する勢力を乗り越え、民主主義を回復しなければならない」
というのが本当で、だからこそ大学生など若い世代が、その欺瞞を打倒しようと「尹大統領の弾劾反対」を叫び、街に繰り出しているのではないでしょうか。
↑見てください、03月01日「大統領弾劾反対」集会に集まったこの人の群れを。
また、李在明(イ・ジェミョン)さんが大統領になったら韓国に春が訪れるのでしょうか。
韓国の皆さんが自分で決めることで、日本人の知ったことではありませんが、「より美しく暖かい春」が訪れるとイイですね。
(吉田ハンチング@dcp)