韓国通貨「ウォン」の高安トレンドを追いかけています。2020年03月06日(金)のドルウォンが以下のように締まりました(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
始値「1ドル=1,188.42ウォン」で終値「1ドル=1,188.80ウォン」ですから、わずか「0.38ウォン」ながらウォン安が進行しました。上下のヒゲが長いことからも分かるように、ウォン高・ウォン安と振れ幅は大きかったものの、高安どちらのトレンドへも偏向することができませんでした。24時間かけてほとんど「振り出しに戻る」という終幕で、こういう日はトレーダーもさぞお疲れでしょう。
さてはキミたち「やる気」がないな?
ただ、06日の値動きは荒っぽっく、値が付かない、値が飛ぶなどのぐだぐだ加減もひどいものでした。06日(金)全体の動きを、ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
赤い矢印の部分では値が飛んでいますし、赤丸で囲った最終盤は値が付かない・値が飛ぶなどで「さてはお前らやる気がないな」と観客に感じさせるプライスアクションとなっています。
ちなみに『TradingView』の1分足チャートで06日全体を見ると以下のようになります(チャートは『TradingView』より引用)。
赤丸で囲ったところは先の記事でご紹介したとおりの(軽い妄想を引き起こさせる)部分です。
これで2020年03月第1週が終了しました。上掲がローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」で見たチャートです。天井からずいぶんウォン高方向へ戻しましたが、このままウォン高が進行するかどうかはまだ分かりません。
次週の03月09日(月)からのドルウォンチャートにも注目いたしましょう。
(柏ケミカル@dcp)
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