2025年05月14日は、韓国国会法制司法委員会が通した大法院(最高裁判所に相当)の曺喜大(チョ・ヒデ)院長に対する聴聞会でした。
なぜ過去形なのかは後述します。
この聴聞会は、駐韓アメリカ合衆国大使公館へ自作爆弾を投擲した過去がある、元テロリスト・鄭清来(チョン・チョンレ)さんが委員長を務める国会法制司法委員会が設定した無法なものでした。
大法院の院長を吊し上げてやろうという会に他なりません。
大法院が李在明(イ・ジェミョン)さんの公職選挙法違反の裁判に対して、事実上の有罪判決を下したことへの明らかな「腹いせ」です。
『共に民主党』は「司法によるクーデター」などと評していますが、このような聴聞会の開催はような司法の独立を阻害する圧迫行為であり、断じて許容されるべきではありません。
↑国会法制司法委員会のTopは、運動圏上がりでかつて駐韓アメリカ合衆国公館に手製爆弾を投擲したことのある元テロリスト、『共に民主党』の鄭清来(チョン・チョンレ)さんです。
↑大法院院長、曺喜大(チョ・ヒデ)さん。
国会法制司法委員会が2025年05月07日に下したこの「大法院院長の聴聞会開催」は前代未聞の出来事で、韓国憲政史上初めてのことです。
証人としては、曺喜大(チョ・ヒデ)院長およち判決に関与した大法院判事11人が全員採択されました。
大法院はきっぱり拒否! 「判事全員出席しません」
――だったのですが、痛快なことに大法院の判事は全員この聴聞会への出席を拒否。
2025年05月12日に「16人全員が出席しません」と国会に通知しました。
また本日14日08:30頃、つまりは当日になってから「資料の提出もしません」と通知しました。
国会側(もちろん『共に民主党』です)が要求していた資料というのは以下です。
・大法官らの李在明(イ・ジェミョン)に関する裁判電子記録の閲覧ログ資料
・全員合議体に付託された経緯と会議録
・該当事件に関連して裁判研究官などから受け取った報告・参考資料
・判決文の原本
etc.
『共に民主党』および元テロリストの鄭清来(チョン・チョンレ)が行っていることは、「司法府の独立」を揺るがす暴挙であり、これが「K-民主主義」というならそうなのでしょう。
なにせ先にご紹介したとおり、「司法府なんかもういらないんじゃないの」などと言い出す弩級バカで出ているほどですから。

三権分立を否定するバカの群れが韓国を主導しているのです。
誰も指摘しませんからいいますが、これはすごいことですよ。
曲がりなりにも自由民主主義国家だった国が、中国のような民主集中制のインチキな民主主義の国になろうとしているのです。
これは世界史上でも類を見ない転向劇です。
その上、『共に民主党』は10の公約を掲げ、この中で「民主主義の強国をつくる」などといっているのです。

「ものすごい低能」以外に韓国を評す言葉があると思われますか?
(吉田ハンチング@dcp)