韓国・李在明「10の公約」。民主主義の強国をつくる……何それ

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韓国は、2025年06月03日投開票の大統領選挙に向けて、どうでもいい政治活動が続いています。

一応大統領選挙ということで政治的には盛り上がって見えますが、転落している最中で、大勢に変わりはありません。落ちていくばかりです。

『共に民主党』が李在明(イ・ジェミョン)さんの「10の公約」を公表しています。

『共に民主党』10大政策公約
出典:『共に民主党』中央選挙対策委員会

1.世界をリードする経済強国をつくります。
세계를 선도하는 경제강국을 만들겠습니다.

2.内乱克服とK-民主主義の威信回復を通じて、民主主義の強国をつくります。
내란극복과 K-민주주의 위상 회복으로 민주주의 강국을 만들겠습니다.

3.家計・小商工人の活力を促進し、公正経済を実現します。
가계·소상공인의 활력을 조진하고, 공정경제를 실현하겠습니다.

4.世界秩序の変化に実利外交で対応する外交安全保障強国をつくります。
세계질서 변화에 실용적으로 대처하는 외교안보 강국을 만들겠습니다.

5.国民の命と安全を守る国をつくります。
국민의 생명과 안전을 지키는 나라를 만들겠습니다.

6.世宗行政首都と「5極3特」の推進により均衡ある発展を実現します。
세종 행정수도와 ‘5극 3특’ 추진으로 국토균형대전환을 이루겠습니다.

7.労働が尊重され、すべての人の権利が保障される社会をつくります。
노동이 존중받고 모든 사람의 권리가 보장되는 사회를 만들겠습니다.

8.生活交通や移動・住宅・高齢者・子ども、すべてが暮らしやすい国をつくります。
생활교통과 이동·청년·어르신 등 모두가 잘사는 나라를 만들겠습니다.

9.気候・エネルギー危機を克服し、子どもから高齢者まで共に支える国家をつくります。
기후·공황 위기를 극복하고 아이부터 어르신까지 함께 돌보는 국가를 만들겠습니다.

10.未来世代のために、気候危機に積極的に対応します。
미래세대를 위해 기후위기에 적극 대응하겠습니다.

どれもぼんやりした、ざっくりな公約ですが、ところどころ「!」という見逃せない単語が登場しています。

すでにピークを過ぎてこれから急速に転落していくので、「世界をリードする経済強国をつくります」はスルーするにしても、「K-民主主義の威信回復」は傑作です。

民主主義の強国」ってなんでしょうか。

見逃さないでください。

共に民主党のいう「民主主義」には、その頭に「自由」が付きません。

左派・進歩系が言論をも統制する社会がくるので、つまりK-民主主義というのは「不自由民主主義」のことです。見ていてください。この先にあるのは、異論者を許さない社会です。

さらに注目したいのは「実利外交で対応する」です。

つまり、「台湾にも謝謝、中国にの謝謝」と言っとけばいいんだ――と発言した李在明(イ・ジェミョン)さんの言葉をこのように言い表しているのです。

早い話が、アメリカ合衆国陣営にも、中国陣営にも「自分が得かどうかで対応する」といっており、ようするに、朴槿恵(パク・クネ)大統領、文在寅が行った「コウモリ外交」の再来を告げているのです。

細かい具体的な話については、また傑作なポイントがありますので、そちらについては別記事にいたします。

(吉田ハンチング@dcp)

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