中国広東省・珠江デルタで大水害。経済的に重要な三都市が全部水没

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中国経済にとって重要な「珠江デルタ」。経済的に最も発展している(はずの)三都市――深圳・東莞・恵州――がすべて水没状態になりました。


↑広東省東部が水浸しです。


↑深圳が水没。


↑東莞が水没。


↑恵州が水没。

08月05~06日にかけて、広東の東江支流・石馬河、北江支流・潖江、広西の桂江支流・龍江、新疆のタリム川本流・新渠満河区間など、21本の河川で警戒水位を超える洪水が発生。

ダムからの放水もあって、次々と都市が水浸しになりました。

豪雨と水害は、まるで狙いすましたかのように珠江デルタと広東省東部に集中したのです。

動画を見ていただいた方が早いかもしれません。

↑Youtube『今日華夏』チャンネル「天降異象!廣東驚爆洪水現場,深圳東莞整成淹沒,商戶哀嚎:真的活不下去了,所謂一線城市竟如此不堪一擊」

深圳
地下鉄・道路・地下街が広範囲で浸水。IT産業ビル群も被災。物流麻痺

東莞
一部住宅街が屋根まで水没。

恵州
市街地の道路・公共施設が冠水。広域停電と断水

――と大損害ですが、水害はまだ続いています。


↑2025年08月07日には鄭州市が水没。


↑1時間に87.5mmもの集中豪雨に見舞われた鄭州市。鄭州気象台は08月07日午後12時37分、黄色暴風雨警報をオレンジ警報に引き上げ、午後01時20分には中原区に赤色の暴風雨警報を発令。

中国の南部は都市が次々と水没して大変な被害となっています。

(吉田ハンチング@dcp)

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