2025年11月14日23:43、駐日中国大使館は「日本への渡航を見合わせるように」という注意喚起文を出しました。
中国公民に対し、当面日本への渡航を避けるよう注意喚起
2025-11-14 23:43今年に入って以来、日本の社会治安は不安定であり、中国公民を標的とした違法犯罪案件が多発し、日本在住の中国公民が襲撃される事件も複数発生し、一部の案件はいまだ未解決のままである。
日本における中国公民の安全環境は引き続き悪化している。
最近、日本の指導者が台湾に関して公然と露骨な挑発的発言を行い、日中間の人的交流の雰囲気を著しく悪化させ、日本在住の中国公民の身の安全・生命の安全に重大なリスクをもたらしている。
外交部および在日本中国大使館・総領事館は、中国公民に対し、当面日本への渡航を避けるよう厳重に注意喚起するとともに、すでに日本に滞在している中国公民は、現地の治安情勢を密接に注視し、安全防范意識を高め、自らの防護を強化するよう求める。
緊急事態に遭遇した場合には、速やかに警察へ通報し、在日本中国大使館・総領事館に連絡して支援を求めてほしい。
⇒参照・引用元:『駐日中国大使館』公式サイト「提醒中国公民近期避免前往日本」
世にもアホらしい話ですが、23:43という真夜中に発表されたこの注意喚起文は、日本の高市政権への圧力です。
ネット上では「これで中国人が日本に来なくなる」と歓迎する声が散見されます。
事実関係はこうです。
2025年11月07日、日本の高市首相は衆院予算委員会で「台湾有事は存立危機事態になり得る」という主旨の答弁をしました。
これに中国側が反発。
同日23:40、在大阪中国総領事の薛剣(2021年より在大阪中華人民共和国総領事(大使級))が『X』に自身のアカウントで、
勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか。
※現在はこの投稿は削除されており、見ることができません。
――と投稿しました。

↑在阪中国大使館の薛剣総領事。
単なる「ネット民」などではなく、中国政府を代表して近畿圏を管轄する現職の総領事が、公式肩書き付きアカウントでこのような表現を書いた、という構図になります。
薛剣が日本語を直接使って日本の国内世論に向けて発信したという事実は極めて重大です。
中国語で書いて中国国内向けに発信したのではなく、日本語で書き、日本の政治家(高市首相)へ直接侮辱・脅迫的示唆を行った――ことになるからです。
これは外交儀礼的には「単なる失言」ではなく、受け入れ国の政治指導者への直接的侮辱・威嚇に該当します。
1.受入国の政治プロセスへの介入(内政干渉)
2.個人に対する暴力的威嚇
3.領事関係ウィーン条約55条の「内政不干渉」「法令尊重」に抵触し得る
4.日本語で投稿したため「日本国民に向けたメッセージ=国内政治介入」の色が濃い
5.日本側はペルソナ・ノン・グラータ(受入拒否)を通告できるほど重い案件
と評価できます。このような発言をする人物を日本に駐在する外交官と認めることはできません。早晩国外退去させるべきです。
(吉田ハンチング@dcp)








