「S&P500」という言葉がしょっちゅう登場しますが、これについての説明がありませんでした。経済関連のニュースでは、「ダウ平均」「ナスダック総合指数」と同じようによく使われますので覚えておいた方が良いでしょう。
S&P500とは、アメリカの証券取引所に上場された500の銘柄で構成される株価指数のことです。S&P500ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しています。500銘柄は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NYSE MKT、NASDAQに上場している24業種から成ります。難しくいいますと、浮動株調節後の時価総額比率で加重平均して指数としています。
S&P500はアメリカの株式マーケットの時価総額の約80%をカバーしている点が特徴で、そのためアメリカの株式市場の動向をよく表してるとして、よく引用されるのです。
・S&P100
大型株のパフォーマンスを示す指数
・S&P MidCap 400
中型株のパフォーマンスを示す指数
・S&P SmallCap 600
小型株のパフォーマンスを示す指数
・S&P1500
400、500、600の計1,500の全銘柄のパフォーマンスを示す指数
といった指数もあります。
(吉田ハンチング@dcp)