アメリカの債務上限問題は早急に何とかしないといけない大問題ですが、08月25日、財務相のムニューシン氏は「債務上限は9月に引き上げられる」と述べました。「両党の上下両院の指導部と協議を持ち、誰もが同じ考えであることを確認した」とも言っているのですが、これが果たしてそう簡単にいくかどうかは分かりません。
政府支出の見直し、つまりは歳出の削減と込みでなければ賛成しないという議員も少なからずいるのは確かなのです。この勢力が同意しないことには、かつてのように可決されずに一時的に政府機関が閉鎖されることもあり得ます。
ただでさえ面倒くさい話なのに、トランプ師匠が「メキシコの壁建設のための予算を確保する」として四方八方から非難されています(正直に書けば「バッカじゃねぇの」といわれているわけです)。そのため連邦政府の予算についての議論が紛糾しないわけはありません。
ムニューシン財務相は「政府は債務を支払う意思があり、債務上限は引き上げられる」とも述べていますが、当たり前じゃん! アメリカ政府が借金踏み倒してどうすんの!
(柏ケミカル@dcp)