韓国の借金は、政府・企業・家計のどれを取っても雪だるま式に増加しており、特に文在寅大統領になってからの伸びは目を見張るものがあります。
ラスボスBIS(Bank for International Settlementsの略:世界決済銀行)から「BIS Quarterly Review」(世界決済銀行の四半期レビュー)というリポートが出ました。
分かっていたことですが、借金増がひどいので、韓国メディア『毎日経済』などではさっそくこのリポートを基に「雪だるまのように増えた借金…韓国はGDP比の増加率43カ国のうち1位」という記事を出しています。
韓国の家計と企業の負債が、世界の多くの国と比較して最も急速に増えていることが分かった。
21日、国際決済銀行(BIS)によると、昨年第4四半期基準韓国の国内総生産(GDP)比で家計与信の割合は95.5%で前期(93.9%)に比べ1.6%ポイント上昇した。
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
と紹介しています。
借金は「対GDP比95.5%」増加率は「1.6%」で第1位!
グラフを出した方が早いので、以下をご覧ください。
⇒データ出典・引用元:『BIS(世界決済銀行)』公式サイト「BIS Quarterly Review」Graph F.4
上掲は「家計部門」の総与信(Total credit to households (core debt) )を対GDP比で表したグラフです。簡単にいえば「その国の家計がどれだけ借金を抱えているのか、GDPと比べてみよう」です。
銀行にお金を借りにいくと「吉田さんの与信枠は……」なんて話があるでしょうが、この「与信」と同じです。「吉田さんの与信枠は」は「あんたに貸せるのは(あなたができる借金の額は)」と同義ですな。イヤな感じ。
韓国はずっと右肩上がりですでに対GDP比「95.5%」に達しています。しかも、この借金の増加率は「1.6%」と高く、これは「香港」と並んで43カ国中「第1位」。
ちなみに日本も出してみますと、以下のようになります(出典は同上)。
日本は家計部門の借金は対GDP比60%前後でほぼ横ばいで推移していることが分かります。
以前から「もう爆発する」「韓国の家計債務が経済危機の引き金になるかも」などといわれながらここまで来れましたので、いけるところまでいくしかないです。
(吉田ハンチング@dcp)