台湾が「中国への技術移転」の管理強化に乗り出す!「集積回路のレイアウト」を厳重管理

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『Taiwan News』に興味深い記事が出ました。

台湾の「経済部投資委員会(MOEAIC)」が、中国への投資と技術移転についての一連のガイドラインの改正に着手しました。

台湾から中国への専門技術および集積回路(IC)レイアウトの使用の移転は、台湾当局から許可されないと行えない

ようになります。同紙の記事から一部を引用します。

(前略)
今回の改正により、台湾の特殊技術を中国に輸出しようとする場合には、厳格な審査が行われることになる。

当局は申請書を審査し、特定の技術移転を許可するかどうかを判断しなければならず、国内のビジネス競争力への影響、知的財産権侵害の懸念、国の研究開発計画など、複数の要素を考慮しなければならない。

台湾海峡での緊張が高まる中、台湾は両岸関係の多面的な規制の見直しに着手している
(後略)

⇒参照・引用元:『Taiwan News』「台湾から中国への技術移転には現政府の承認が必要」

アメリカ合衆国の「ECRA」に倣ったわけではないのでしょうが、これは明らかにECRAの影響です。

日本も自国の知的財産についてもう少し管理強化を行った方がいいのではないでしょうか。

「ECRA」とは? 合衆国が示す新秩序の一つ
日本が韓国への輸出管理を厳格にすることが決まり、韓国が大きく反発していますが、アメリカ合衆国はこれに対して何ら仲裁する様子を見せていません。合衆国の態度が明らかに日本の輸出管理強化を容認するものであることから、合衆国と日本の間で「話はついて...

(吉田ハンチング@dcp)

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