小ネタですが大事につながる可能性がある話ですのでご紹介します。2021年01月26日、アメリカ合衆国海軍と中国人民解放軍の「電子戦機」が台湾の防空識別圏を逆方向に平行する航路で飛行しました。
上掲はこの件を報じた台湾メディア『Taiwan News』の紙面ですが、掲載されている図をご覧ください(もし可能ならタップして拡大してみてください)。
両軍の電子戦機は近距離を平行し空路を進んでいます。まるでチキンレースです。
実は、01月25日には中国共産党は、合衆国の南シナ海での活動に対して批判声明を出していました。さる01月23日には合衆国空母打撃群(セオドア・ルーズベルト)が南シナ海に入っていましたから、これに対抗した批判です。
01月26日、中国共産党は南シナ海で軍事演習を行うことを発表しました。今回の電子戦機の飛行は合衆国へのさらなる威嚇だと思われます。
バイデン政権が発足したばかりですが、台湾周辺は危なくなってきています。
(吉田ハンチング@dcp)