韓国メディア『毎日経済』に興味深い記事が出ました。韓国では投資の支援を行うAI「ロボアドバイザー」のコンサルティングを利用する投資家が増加しているというのです。
2020年11月22日付けの同紙の記事から一部を引用します。
主な4つのロボアドバイザーの専門業者から資産管理サービスを受ける資金規模が、最近1年間に1兆ウォン以上増えたことが分かった。
23日、金融投資協会電子公示によると、第3四半期末現在、『ポンドアップデート』『エイムズ』『ディセンバー』『Doomoolmori』の4つのロボアドバイザーメーカーのコンサルティング契約の資産規模は「1兆2,959億ウォン」で、1年前(2,562億ウォン)より1兆397億ウォン増加した。
全体の顧客数は、同期間の合計「9,900人」から「6万6,897人」に5万人以上も急増した。
(後略)⇒参照・引用元:『毎日経済』「로보어드바이저 부상…자산규모 1년 새 1조↑」
ロボアドバイザーの市場は、1年間で「1兆2,959億ウォン」(約1,207億円)と約5倍に成長したのです。これは、韓国が空前の株式投資ブームに湧いているためと考えられます。
Money1では、「ロボアドバイザー」について『夕刊フジ』に掲載された山崎元先生の記事をご紹介したことがあります。2019年06月には山崎先生は「ボロアドバイザー」と述べていらっしゃいました。
この記事から1年以上がたちましたが、AIも進化して「ボロではなくなった」のでしょうか。韓国投資家の皆さんがボロによってひどい目に遭わなければ幸いです。
フィンテックじゃねーし! 山崎先生「ボロ!」と喝破
ファイナンス(finance:金融)とテクロノジー(technology:技術)を合わせた「フィンテック(fintech:financialtechnology)」という言葉をあちこちで聞くようになりました。しかし、それはどこが新しいの?と...
(吉田ハンチング@dcp)