何度「瀕死の」と書いたか分からない韓国の『双竜自動車』ですが、飛ぶぞ、飛んだといわれながらまだ生存しています。2020年12月15日、同社は600億ウォン(約57億円)の融資の元本・利子を返済できず、延滞したことが公示されました。
JPモルガン 元本:200億ウォン/利子:2,000万ウォン
BNPパリバ 元本:100億ウォン/利子:1,000万ウォン
バンク・オブ・アメリカ・メルルリンチ 元本:300億ウォン/3,000万ウォン
小計:600億ウォン/利子:6,000万ウォン
BNPパリバ 元本:100億ウォン/利子:1,000万ウォン
バンク・オブ・アメリカ・メルルリンチ 元本:300億ウォン/3,000万ウォン
小計:600億ウォン/利子:6,000万ウォン
が返済できないのです。『双竜自動車』は15期四半期連続の赤字で、親会社であるインドの『マヒンドラ&マヒンドラ』もすでに同社の経営を諦め、持ち株比率を下げる意向を表明しています。
先にご紹介しましたが、アメリカ合衆国の輸入自動車の流通販売企業『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』(HAAH)による買収話が2020年08月にあったのですが、これも結局実らず現在に至っています。
割り引き販売(赤字だといわれています)によって販売台数を伸ばした『双竜自動車』ですが、いよいよキャッシュも尽きたというところではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)