2020年12月20日、韓国の産業通商資源部の自動車産業の動向によると、2020年11月までの韓国自動車の輸出台数は「171万4,702台」となっています。これは前年同期比で「21.9%減少」です。以下をご覧ください。
韓国の自動車輸出は2011年に「315万台」とピークをつけましたが、以降は下り坂です。先にご紹介したとおり、韓国の輸出産業の一角を支えてきた自動車産業は実は弱体化してきているのです。
2020年はここまで「171万台」ですので、ついに200万台を割り込む見込みとなりました。12月1カ月だけで29万台を輸出するのは不可能だと見られるからです。コロナ禍のせいではありますが、韓国の自動車産業が2011年の栄光を取り返すことは恐らくないのではないでしょうか。韓国の夏は終わったのです。
(柏ケミカル@dcp)