事実上破綻した韓国『双竜自動車』は、ソウル回生裁判所が手続きに入るまで「2カ月」の猶予を得ました。2021年02月28日までの期間に新しい株主を見つけ、自力再生することを目指しています。
現在『双竜自動車』のオーナーは株式の75%を保有するインド企業『マヒンドラ&マヒンドラ』です。同社は2011年に『双竜自動車』に投資し、現在まで「6,925億ウォン」を突っ込みましたが、全く見返りがありませんでした。
インドメディアの報道によると、『マヒンドラ&マヒンドラ』のパワン・ゴエンカ社長は、
・現在新たな投資家と交渉中
・来週に主要取引条件について合意に達し、道筋をつけたい
・新たな投資家が大株主になり、『マヒンドラ&マヒンドラ』は保有株比率を30%以下に下げる
・25%の減資を行なう
・来週に主要取引条件について合意に達し、道筋をつけたい
・新たな投資家が大株主になり、『マヒンドラ&マヒンドラ』は保有株比率を30%以下に下げる
・25%の減資を行なう
と述べたとのこと。もし新たな投資家の件が現実になれば、『双竜自動車』はゾンビ状態から復活するかもしれません(何度も言いますが15四半期連続赤字の会社です)。
ここまでは、『双竜自動車』に希望のある話なのですが、ゴエンカ社長は以下のようにも述べています。
もし取引がまとまらなければ、『双竜自動車』は法定管理になり経営権も裁判所が持っていく
いずれにせよ、あと2カ月ほどで結論は出ます。いかなることになるのか、どうかお楽しみに。
(吉田ハンチング@dcp)