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王毅外相「米中対立は『中国に対する深刻な誤解』が原因」と発言! えっ誤解?

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2021年の新年に当たり、各国の首脳、キーマンが新しい年の抱負などを述べ、それがメディアに載っています。中国では習近平総書記が新年の辞を述べていますが、そちらはあまり面白いものではありませんでした(誠に申し訳ありまません)。

しかし、中国の英語版御用メディア『GlobalTimes』に掲載された、中国・王毅外相に聞いた「国際情勢と中国外交」についての「Q&A形式」の記事は大変に面白い内容です。

米中関係は、外交関係の樹立以来、めったに見られない困難な時期を迎えています。この関係は、再び大きな歴史的分岐点に達しました。この二国間関係の将来をどのように見ていますか?

という質問に対する王毅外相の回答が奮っています。以下に引用します。

王毅:近年、米中関係は前例のない困難に直面しています。

基本的に、それは全て、中国に関するアメリカ合衆国の政策立案者の深刻な誤解に帰着します。中国をいわゆる最大の脅威と見なす人もいますが、この誤解に基づく中国の政策は単に間違っています。

起こったことは、合衆国が中国を抑圧し、新たな冷戦を開始しようとする試みが、両国民の利益を深刻に害しただけでなく、世界に深刻な混乱を引き起こしたことを証明しています。

そのような政策は支持を見いださず、失敗する運命にあります。

米中関係は新たな岐路に立たされ、新たな希望の窓が開かれています。次の米国政権が賢明なアプローチに戻り、中国との対話を再開し、二国間関係の正常性を回復し、協力を再開することを期待している

合衆国に対する中国の政策は一貫しており、安定している。私たちは、調整、協力、安定に基づく関係を合衆国と発展させる準備ができています。中国は合衆国の内政に干渉することはなく、合衆国との平和的共存と相互に有益な協力を重視しています。

同様に、合衆国も中国人が選んだ社会システムと開発経路を尊重し、より良い生活を追求するための彼らの正当な権利を尊重する必要があります。

合衆国の中には中国の急速な発展に不安を感じる人もいることを私たちは知っています。

しかし、自分のリードを維持するための最良の方法は、他人の成長を妨げることではなく、絶え間ない自己改善によるものです。中国が別の合衆国になる世界は必要ありません。

これは合理的でも実行可能でもありません。むしろ、合衆国は自国をより良い国にしようとすべきであり、中国はきっとより良い自国になるでしょう。

合衆国が過去から教訓を得て、中国と同じ方向に取り組むことができれば、両国は対話を通じて差異を解決し、協力によって収斂する利益を拡大することができると信じています。

これにより、2つの主要国は、国と世界の両方に利益をもたらす共存モデルを確立することができます。

⇒参照・引用元:『GlobalTimes』「」

すごいです。合衆国と中国が対立しているのは、「合衆国が中国を誤解しているから」と主張しています。

合衆国が中国を正しく見るようになったから対立している」のに、外相がこの認識です。始まったばかりですが、2021年が思いやられます。

(吉田ハンチング@dcp)

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