中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』に呆れるような記事が出たのでご紹介します。
国連75周年に当たって、中国外務省は「中華人民共和国の公式見解」を発行しました。これについての御用新聞による「宣伝」記事ですが、一部を引用します。
The Chinese Foreign Ministry on Thursday issued the Position Paper of the People’s Republic of China on the 75th Anniversary of the United Nations (UN), expounding on China’s position and proposals on various issues, including the UN’s role, the international situation, sustainable development and cooperation on COVID-19 response.
中国外務省は木曜日、「国連(国連)75周年に関する中華人民共和国の公式見解」を発表し、国連の役割、国際情勢、持続可能な発展、COVID-19対応の協力など、さまざまな問題についての中国の立場と提案を明らかにした。
The paper points out that the 75th anniversary of the UN presents important opportunities, and the international community should jointly uphold the outcome of World Anti-Fascist War and reject unilateralism, hegemonism and power politics.
同紙では、国連75周年は重要な機会を提示しており、国際社会は世界反ファシスト戦争の成果を共同で支持し、一国主義、覇権主義、権力政治を拒否すべきだと指摘している。
(後略)⇒参照・引用元:『Global Times』「China issues position paper on UN’s 75th anniversary」(原文・英語/筆者(バカ)意訳)
自己批判をしているわけでもなく、「一国主義」「覇権主義」「権力政治」を拒否すべき、と堂々と書いており呆れるばかりです。
しかし、まあ指摘は間違っていません。世界各国は「一国主義」「覇権主義」「権力政治」を拒否するので、中国を拒否するのです。
自分がなぜ嫌われるのかは理解できているようです。
(吉田ハンチング@dcp)