中国亡命者が米にもたらした情報とは?まったく洒落にならない話

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最初にお断りしておきますが、中国「国家安全部」(国安部)の董经纬(董経維)副部長が2021年02月にアメリカ合衆国に亡命したとされる件はまだ公的に認知されていません。

その上で複数のオンラインメディアでどのような情報が合衆国「国防情報局」(Defense Intelligence Agency:略称「DIA」)に提供されたのかについてさまざまに報じられています。この基になっているのは、先にご紹介した『RedState』の記事のようです(中国語メディアでも同記事を引いています)。

『RedState』は以下のような情報をもたらしたとしています。

・現在SARS-CoV-2として知られているウイルスの初期の病原性研究

・予測されたCOVID-19の広がりと合衆国および世界への被害のモデル

・SARS-CoV-2およびその他の生物兵器研究の研究に資金を提供した正確な組織および政府の詳細を示す財務記録

・中国に情報を提供する合衆国市民の名前

・合衆国で働いている、または合衆国の大学に通っている中国のスパイの名前

・中国政府から金銭を受け取った合衆国のビジネスマンや公務員を示す財務記録

・合衆国政府当局者が中国のスパイやロシアのSVRのメンバーと(恐らく無意識のうちに)行った会議の詳細

・中国政府がどのようにしてCIA通信システムにアクセスし、CIAと協力していた数十人の中国人を死に至らしめたのか

⇒参照・引用元:『RedState』「BREAKING: Chinese Defector’s Identity Confirmed, Was Top Counterintelligence Official」

もしこれが本当なら合衆国は非常に大きな情報を得たことになります。『RedState』の当該記事には他にもしゃれにならないことが書かれていますが、そちらはぜひ上掲URLにアクセスしてご覧ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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