「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」とはこのような時に使う言葉なのでしょう。
2022年02月15日、韓国青瓦台・大統領府から「グローバルサプライチェーン危機、韓国経済の体質と産業競争力強化の機会としなければなりません」というプレスリリースが出ました。
その中に注目すべき文在寅大統領の言葉があります。以下をご覧ください。
(前略)
文大統領は「グローバルサプライチェーン管理」が韓国経済構造の核心と述べた後、「日々深化するサプライチェーンリスクに先制的に備えるためには、安定性を中心に据えた供給体系転換が緊急になった」とし、優れた製造業生産基盤、卓越した革新力量危機に対応する柔軟性を基盤に、「グローバルサプライチェーンの危機を韓国経済の体質と産業競争力を強化する機会としなければならない」と述べました。続いて文大統領は「民・官協力してサプライチェーン危機に堂々と対抗し、機会を作ってきた」とし、日本の輸出規制(原文ママ)に対抗して素材・部品・装備自立化の道を開拓し、核心部品に対する対日依存度を大きく下げた経験と昨年の要素数事態を迅速に克服した事例を語った後、「2019年素材部品装備特別法を制定し、今年初め、先端産業育成特別法を制定し、サプライチェーンリスクに先制的に対応するための法的基盤を構築した」と述べました。
(後略)⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「グローバルサプライチェーン危機、韓国経済の体質と産業競争力強化の機会としなければなりません」
大統領閣下、誠に残念なことながら半導体製造の核心素材・部品・装備についての対日依存度は下がっていないのです。むしろ高まっているという結果すらあるのです。
文大統領の発言は自身の功績をアピールする意味もあるのでしょうが、シンクタンクやメディアの見解とは乖離がありますね。
(吉田ハンチング@dcp)